文京区・千駄木にある団子坂。菊まつり開催の契機となった「団子坂の菊人形」は、幕末から明治にかけて毎年大規模に行われていました。
(以下:文京ふるさと歴史館平成14年度特別展図録「菊人形今昔〜団子坂に花開いた秋の風物詩」より抜粋)
菊人形は、頭や手足は人形、体は菊の花でつくられた等身大の人形です。秋になると文京区内では文京菊まつり(湯島天満宮)で飾られるのをはじめ、二本松(福島県)・枚方(ひらかた:大阪府)など全国20か所以上で菊人形展が開催されて訪れた人々を楽しませています。 その起源は、江戸後期に染井・巣鴨周辺で流行した菊細工にさかのぼります。明治時代には団子坂で東京の秋の名物として繁栄しました。団子坂が廃れたあとも全国に菊人形が拡がっていきます。また菊人形は独特な製作技術が用いられ、伝統の技が関わった多くの職人によって伝えられています。 ※写真協力:文京ふるさと歴史館
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武蔵百景之内 谷中団子坂菊 (小林清親画:明治17年)
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