お参りに行くと縁起物は欠かせません。酉の市で売られる縁起物をご紹介します。
江戸時代の酉の市発祥の頃から熊手はずっと、開運・商売繁昌のお守りとしてまた市の縁起物として授与されてきました。熊手は色々の種類があり、形・飾り物も時代と共に変化しています。初期はおかめの面と四手を付けた簡素な物でしたが、鯛・小判などの縁起物を付けた「平」七福神の「赤」などが出てきて、桧扇・文化・御所車など多くの種類となり、見栄えや派手さの高い物が増えてきました。世相熊手など流行を取り入れた物も毎年話題を呼んでいます。
芋は土の中で実を付けどんどん大きくなるということから、家族繁栄・殖産の縁起物として売られています。現在は一箇所の露店のみ。
江戸時代までは黄金餅と呼ばれた粟餅がありましたが、明治に入る頃からは甘い和菓子の切山椒が名物として人気です。
今年は12年に一度の酉年のため「勝幟守」・勝札(しょうしまもり・かちふだ)を頒布します。例祭の時に掲げられる幟旗をお守りとして奉製した物です。数に限りがあるので、無くなり次第頒布終了となります。